自給自足の二週間、『えん』で広がる出会い

くらしの学校「えん」とは…

長崎県,新上五島,くらしの学校えん,外観くらしの学校「えん」は長崎県新上五島町の小串郷にあります。代表の小野敬さん、奥さんの千鶴さん、息子の太志君、そして犬、猫、鶏、ウサギ、ヤギ、ポニー…と小野家とたくさんの動物が生活をしています。

ここは「自給自足実践農園」として、普段の日常で出た残飯は鶏のエサとなり、開墾途中の土地の雑草はポニーやヤギたちが食べ、動物たちの糞は畑の肥料となり…と、生活の中ではほとんど無駄がない農園です。また、ここでは豊かな自然を生かし、さまざまな体験ができます。
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動物とのふれあいや、畑での収穫体験などに加え、全国各地から小学生の参加者を募集し、長期間、島での自給自足の生活を共に送る「しまキャンプ」という宿泊型の体験があります。また今年からはしまキャンプとは別に、島の小学校に1年間通いながら小野家で生活をする、という小学生限定にはなりますが「山村留学」の受け入れを始めました!

体験などを営みながらも、代表の小野さんは、五島の恵まれた海から海水をくみ上げ、鉄釜を使い丁寧に作る塩を「海のめぐみ手塩」という商品として、日本各地から注文を受けるほど、上質な塩を作っています。

島キャン生として

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第3タームでは主に決められた仕事、というものはなく朝に動物の世話を行い、あとは塩づくりのための火はガスではなく、廃材を燃やして火を絶え間なくつけ続けているので、火を焚べるのを定期的に行いながらの仕事です。
味噌や醤油、塩麹などを、麹菌を繁殖させるところから作ったり(全部手作業!)少しずつ行っている土地の開墾を行ったりしました。

また、就業機関中の大きなイベントとして、椿油絞りを行いました!椿の実を収穫するところから始まり、実を乾燥させ、中の種を取り、さらに乾燥させて…炒り搾り(蒸発法)という方法の「椿油絞り体験」ということで、たくさんのお客さんと楽しく椿油を搾りました!これもまた、すべて手作業でものすごーく、大変でしたが搾った油で作った天ぷらは絶品!香ばしさが普通の油とは全然違います。

そして、この時期、新上五島ではアゴ(トビウオ)漁が盛んになります。島キャンの新上五島のもう一つの就業先である「虎屋」の南さんにアゴ漁のお手伝いをさせていただいたり、船で獲れたてのアゴの刺身をいただいたり…(5匹分たいらげました)。
今年のアゴは何年ぶりかわからないほどの大漁で、「えん」で就業しながらアゴの荷揚げの作業のお手伝いに小串の港まで1日4回行くほど、アゴ尽くしの1日もありました。
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島キャンで「えん」を訪れて

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今回の島キャンでは、「えん」の小野家のみなさんや役場の三宅さん、また虎屋の南さんと、多くの人とかかわることができました。島ならではの、島の人の繋がりの広さを実感しました。
知り合いの知り合いが「えん」で出会い、「えん」で知り合いになる。
「えん」はそんな出会いを繋げてくれる環境でした。
家族のように受け入れてくださった小野家のみなさんの温かさに、島の人の温かさを全身で、全力で感じた島キャンになりました。
必ずまたここに「帰る」場所になりました。
きっと、「えん」を訪れた人はきっとみんな、こう思うと思いますよ。

(文責:2016年夏の島キャン生 奥野大地)

基本情報

  • くらしの学校『えん』
  • 長崎県南松浦郡新上五島町小串郷40
  • 駐車スペース・有
  • 受付:7:00~20:00(月曜定休日)
  • ℡:0959‐55‐2707

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