奄美空港から北部あやまる岬方面に車を走らせること5分「土盛(ともり)海岸」の看板が見えます。その看板を目印に進んで行くと「レストラン&ロッジ翔」があります。今回お話を伺ったのは、ここで経営されている春山さんです。
「レストラン&ロッジ翔」は創業19年目(1999年)を迎えます。当時(1999年)は、この土地に別荘を建てようと思っていたそうですが、遊びに来てくれるお友達に「宿兼レストランを作ってみたらいいんじゃないの?」と、アドバイスをいただいたことを機に始められたのだそう。 もともと奄美大島の北部 笠利出身だったご夫婦。どうせやるなら一番土地勘のある笠利で始めよう、と思ったのも決め手の一つだったそうです。宿は奄美大島の海岸の中でも透明度、海の青さNO.1と評判の「土盛海岸」の目の前です。
この美しく澄んだ海は別名ブルーエンジェルと呼ばれるているそう。さて、ここで「レストラン&ロッジ翔」の魅力をお伝えします。
魅力その1. 奄美空港から5分、アクセスの良さ。
この近さなら飛行機の出発時間ギリギリまで奄美を満喫することが出来ますね。
魅力その2. 目の前には奄美有数のビーチ「土盛海岸」、ロケーションの良さ。
宿から観える景色。快晴時の土盛海岸は、特に透明度が抜群で見応えがあります。
奄美大島でも一番綺麗な海とされる「土盛海岸」。運がよければ、ウミガメが観られます。先日、ちょうどウミガメの卵がふ化している瞬間を宿泊客全員で観に行ったのだとか。※産卵シーズンは5月~8月くらいのよう。
またウミガメ以外にヤドカリも観られます。ちなみにヤドカリは夜行性らしく夜に観られることが多いよう。
魅力その3. リゾートホテルにはない、アットホーム感。
1棟貸しロッジ(せいは)

※「せいは」とは宿名のこと。
別荘感覚で寛げる一棟貸しのロッジは2~5名様までご利用いただけます。窓からは海が見渡せる、眺めの良いお部屋です。
料金:8,200円/人(税込)※人数目安2-5人。
ツインルーム
レストランスぺース又は別棟にあるツインのお部屋。1~3名様でご利用いただけます。お部屋からは海を眺めることも出来ます。
料金:1名利用時 8,200円/人※3名様でも同料金
ロッジ
別荘感覚で寛げるコテージタイプのロッジは、2~8名様までご利用いただけます。 2階にはロフトスペースがあり、ベッドが3台あります。
料金
・2名様利用時 9,280円/人(税込)※3名様も同料金
・4名様以上~ 8,200円/人(税込)
ホテルとは違った感覚をお楽しみいただけます。ちなみに併設されてあるレストランでは、奄美大島の黒糖焼酎も沢山置いてあるので、酌み交わしの楽しみが広がります。
余談ですが、4年前(2014年)に笠利全域で大停電があったそうですが、その晩は身動きが取れず、レストランでキャンドルを焚いて、お客様とご飯作りをしていたのだとか。これも台風が多い奄美ならではの光景かもしれませんね。
台風時の海には、充分に気を付けてください。
実は「土盛り海岸」は遠浅且つ、綺麗な海なのでついつい安全だと思って遠くまで泳いで行く人が少なくないようです。それが故に、離岸流で沖に流されてしまう危険性があります。ちなみに流された際には、波に逆らわないでそのまま流された方がいいそう。何故なら、体力がなくなって溺れてしまう恐れがあるからです。流されたらそのまま一度沖まで流されて、左右に遠回りして岸辺に戻るのが無難そう。夏場はライフセーバーさんが監視してくれているので、ライフセーバーさんの言うことをしっかりと守って、楽しい海の思い出を作ってください。
◎レストランのご紹介
▼ウンギャル丼(880円)
ウンギャル(青鯛)と奄美名物の海藻青さ(あおさ)、もずくがトッピングされた丼です。 2016年~スタートした新メニューとか。ちなみにこの「ウンギャル丼」、奄美大島では選ばれた6店舗でしか食べられないそう。観光客の中でこの「ウンギャル丼」の食べ歩きをされている方がいたらしく、6店舗の中で「翔さんの丼が一番おいしい」と言ってもらったこともあったようです。ちなみに冬場は不漁らしく、時期によっては仕入れができないこともあるのでスタッフさんに確認してみてください。
▼奄美御膳(1,550円)
とんこつ、もずく、奄美名物の海藻青さ(あおさ)、天ぷら、とびんにゃなどの食材がよく並ぶそう。
メニュー表一覧
最後に今後のビジョンを春山さん(右から2人目)にお伺いしました。
常にお客様が第一優先だと考えて、うちに来てよかった。と思っていただけるようなサービスを心がけます。気軽に遊びに来てくださいね。
基本情報
- 施設名: レストラン&ロッジ翔
- 住所: 鹿児島県奄美市笠利町土盛2152-1
- TEL: 0997-63-8588
- 定休日: 無し
- 予約: 可能
- 駐車場: 有り
- クレジット: 不可