サザエ、夜光貝、トビンニャの貝類。アバス、エラブチ、シビ、アカウルメにネバリなどの島特有の魚。海ぶどうやアオサなどの海藻も豊富。奄美大島に来たなら、ぜひとも堪能していただきたいのが島ならではの魚や、新鮮な魚介です。1キロを超える程巨大な貝や、見た目が青かったり、赤かったりする魚もいて、はじめは敬遠してしまいがちですが、おいしく食べさせてくれる鉄板のお店があります。
30年以上お付き合いのある取引先から仕入れる新鮮で良質な魚。東京で調理師をしていたお父様から受け継いだ料理の腕。地元のタクシー運転手の方や、ホテルの従業員の方におススメを聞くと必ず『ゆらい処大蔵』の名前が上がります。お刺身はもちろん、アラ煮やちゃんこ鍋もおススメです。
◎島外の常連さんも、サヨ子ママのつくる魚料理を食べにくる居酒屋『大漁』
設立してから40年。地元の漁師さんと培ってきた仕入れルートが、魚介料理の旨さのポイント。特に『大漁』さんは、一度訪れた観光客が翌年以降毎年来るという、観光客リピーター率の高さでも有名。店内にはそんな常連観光客さんのプレゼントが並んでいます。飲食店のサービスを超えた接客を一度味わってください。
日々、古仁屋港から新鮮な魚介を直送している「脇田丸」。
島料理から定番料理まで、豊富な黒糖焼酎が楽しめる名店『むちゃかな』屋仁川通り入口付近、アーバンボックス(コンビニ)の隣にある「居酒屋むちゃかな」。島料理はもちろん、オーソドックスな料理、豊富な黒糖焼酎が並びます。中でもオススメは赤ウルメの刺身。屋仁川でも刺身として提供しているお店は少ないんだとか。むちゃかなへ行ったら頼んでみたい逸品です。
ちなみに、島キャン宣伝部スタッフの個人的なおススメ料理はトビンニャ(マガキガイ)。メニューにあれば必ず頼んでしまいます。小さな身に、貝のうま味がぎっしり詰まっています。磯クサさもなく、クセのなさなら魚介類TOPクラスなのでは?飲み始めの「とりあえず」にも、中盤以降の「なんかつまめるもん」にも応えてくれる万能さ。ただ、食べられる身の小ささに対して、残される貝の重いこと。少々悔しい気持ちを抱いてしまいますが、ゼヒお試しを!