沖永良部で「天下一(黒糖焼酎)」を作り続けて100年。創業時と変わらぬ味を堪能できる『沖永良部 新納酒造 株式会社』

大正9年(1920年)に設立、今年で102年目の歴史を数える新納酒造株式会社は、沖永良部知名(ちな)町に本社を構えます。今回お話しを伺ったのは、工場長を務める新納仁司さん。仁司さんは、高校卒業後九州の大学へ進学。後、実家に戻って蔵の仕事を手伝います。そんな仁司さんに色々とお話しを伺ってみました。奄美群島,沖永良部,新納酒造,工場,酒蔵,黒糖焼酎,杜氏,新納仁さん

Q:この仕事をされてみていかがでしょうか?

現在、私はここで杜氏を務めていますが、この仕事は中々就けるものではないと思うので、ある意味家業が造り酒屋でよかったな、と思っています。また弊社は従業員も少ないので、製造から瓶詰工程、ラベル貼りまで全てを担当していますが、お客様に美味しく飲んでもらうことを想像しながら仕事をしています。なのでモチベーションにもやりがいにも繋がっています。

杜氏とうじ、とじ)とは、日本酒の醸造工程を行う職人集団、すなわち蔵人の監督者であり、なおかつ酒蔵の最高製造責任者をいう。(ウィキペディアより抜粋)

Q:休日はどんなことをされているんですか?

小学生にサッカーを教えたり、試合の審判をしたりしてます。それがない時は、晩酌をしながら映画を見ています。楽しいお酒が好きですよ。

Q: オススメの黒糖焼酎を教えてください。

やはり、代表銘柄の天下一が一番好きですね。天下一は、常圧蒸留でコクのある味わいが特徴です。特に夏は、炭酸割りで飲むことをオススメします。逆に寒い時は、お湯割りがいいですね。奄美群島,沖永良部,新納酒造,工場,酒蔵,天下一,黒糖焼酎

新納酒造で作る黒糖焼酎のご紹介


▼水連洞
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▼天下一
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沖永良部特産黒糖焼酎「水連洞」「天下一」は、米と黒糖を原料とした精製される蒸留酒で、特有の芳香と軽い甘味、さわやかな酔いごこちが大変喜ばれています。黒糖焼酎特有の風味を、愉しんでみてはいかがでしょうか。沖永良部の黒糖焼酎は奄美大島の蔵に比べ多量の黒糖を二次仕込みで加え、黒糖の甘い風味が効いた個性的な味に仕上げているのが特徴です。

と仁司さん。

ちなみにこちらが工場。
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 こちらが貯蔵タンクです。奄美群島,沖永良部,新納酒造,工場,酒蔵,工場内
98年の歴史を感じさせてくれる工場。ちなみに製造期間は1月~4月ころで冬の間に一気に1年分のお酒を造るそうです。製造シーンを見てみたいなら2、3月に行くのがオススメなんだとか。


Q:最後にメッセージを頂戴しました。

弊社は激動の2020年の時に、創業100周年を迎えました。たかが100年されど100年。一生続く企業へ邁進していければと思います。丹精込めて作った黒糖焼酎を、ぜひ飲んでみてください。

※連絡される際、「島キャン宣伝部」を見ましたというと、よりスムーズです。

 

基本情報

・施設名:新納酒造 株式会社
・営業時間:9時~17時
・定休日:日曜日
・住所:(本社)鹿児島県大島郡知名町知名313-1
・電話番号:0997-93-4620

鹿児島県大島郡知名町知名313-1

・住所:(工場)大島郡知名町田皆2360 ※駐在所が目印
・電話番号(工場)0997-93-5232

大島郡知名町田皆2360

・駐車場:有

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