元大島紬の職人が22年かけてつくりあげた鶏出汁 『けいはん ひさ倉』

国道58号線沿い、空港⇔名瀬市の中間点、
龍郷町にある郷土料理のお食事処「けいはんひさ倉」。
目印は、創業者の久倉茂勝さんが育てている店前のお花畑です。
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納得できる味のために、養鶏場からつくり上げた

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鶏飯(けいはん)が食べられるお店は奄美大島にもいくつかありますが、
中でもひさ倉のけいはんは、鶏スープが濃いと感じました。
そのあたりを伺ってみたところ、こんな答えが。

鶏の骨を煮込むと、普通は骨が溶けてスープが濁ってしまう。
でも、うちのスープはじっくり出汁をとっても濁らないで澄んだまま。
理由は鶏たちを何反もの広い場所で飼育してるから。
走り回った鶏は骨が固くなって、濁らないスープがとれるんです。

そんな育て方を可能にするために、
3000羽を収容できる養鶏場、食鳥処理場も自分たちでつくり上げられました。
他にもけいはんを彩るたまご、パパイヤやたんかん、ネギなども
無農薬での自社農園で栽培されているそうです。
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ひさくら7ちなみにこちらが、もう一つの看板メニュー鶏刺し。
うま味も濃く、噛みごたえも刺身に適した「さつま若しゃも」を使われています。
他ではなかなか食べられないモモの刺身も食べられます。

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島への想いを受け継いでいく

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元々大島紬の職人だった茂勝さん。
より世の中によろこびを提供できることを、と次の活躍の場を“食”に移されました。
50歳を過ぎたころに創業され、20年以上続けられています。

その間、上記の様に納得のいく味を追求し続け、
木目に溢れた落ち着ける店内を自ら指揮してつくりあげ、
お客様優先の接客姿勢をスタッフたちにも定着させ…。

平成15年、天皇陛下が奄美大島に訪問された際には、
茂勝さんがけいはんを出前されたそうです。

今や観光客はもちろん、島の方々も頻繁に来店する、
奄美大島になくてはならないお店になりました。

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店が大きくなった今も島への想いは変わらず、
島に恩返しをしたい、と語ってくださいました。
養護施設の子供たちや高齢者施設の方々を年に数回必ず招待し、ごちそうしているそうです。
今後の展望を伺うと、
「島のうたしゃを呼んで、食だけでなく歌も楽しめる場にできたら」と、
また新しいビジョンが。

長男、勇一郎さんにお店の経営を預けた今もお店に立ち続け、
もっといいものをつくってお客さんを感動させよう、とする姿勢を崩しません。

島の人にも観光客にも愛されて22年。
ひさ倉さん親子の想いがつまった、他にはないけいはんをどうぞ。
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基本情報

  • 施設名 :けいはんひさ倉
  • 住所  :鹿児島県大島郡龍郷町屋入511
  • 駐車場 :有
  • 営業時間:11:00〜20:30
  • 定休日 :無休
  • 予約  :不可 ※150名収容可能なので、満席にはまずなりません
  • TEL  :0997-62-2988
  • 予算  :〜2000円
  • 席   :座敷、テーブル席、団体席あり
  • ベビーシートあり
  • バリアフリー
鹿児島県大島郡龍郷町屋入511
5 Comments
  1. 初めての鶏飯、とっても美味しかったです!少食の私でもおかわりできたくらいさらさらと食べれました。また奄美大島に来た際には食べに来たいと思います!

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