小さな元気な製麺製塩所『虎屋』

こんにちは、2016夏の島キャン生の萩野雅彦です。

2016年夏から新規の島として就業先が増えた、五島列島の新上五島。その中の就業先の一つ『虎屋』をご紹介いたします！

1.なにをしているお店？
五島うどんを手作りで作っています。他にも塩づくりやあご(トビウオ)を使ったアンチョビ、「あごんちょび」の生産、販売を手がけるお店です。

2.島キャン生がこの夏にしたことは？
まずメインは五島うどん作り。生地を練る→長い棒状に成形→油を塗りながら細くのばす→麺を棒にかける→棒の麺を伸ばす→干す　のような工程です。

「手延べ」うどんとはこのことか！と思いましたね。くっつかないように、うまく節ができるようになど様々な工夫がされまくった作業に、「この作業(機械)考えた人天才かよ、、、」みたいな感動がしょっちゅうでした(笑)。

(最後に下を閉じれば完成！！)

3.作ってるのは五島うどんだけ？
ほかにも虎屋には塩工房やアゴ加工場もあります。どれも見たことのない光景でした。塩も少しずつ濃度を上げて平釜で熱するというこだわりの製法です。

(ちゃっかりさせてもらいました。)

あの料理研究家の土井善晴先生も「ここの塩は間違いなく日本一や！」といってくれたそうで。

4.島キャン生は就業内容以外なにしてた？
ちびっこと遊んでた！これが大きいです(笑)。
子供と遊ぶ機会がたくさんあります。なんせ虎屋の代表が7人兄弟の長女さんなのでほかの兄弟の子供など集まるとたくさんに、、、！
最初は名前覚えるところからですが、とても賑やかになりますよ(笑)

あとは新上五島内の教会巡り、ナイトバレーボール、バドミントンなど比較的アクティブな生活をしていました。

5.なんかドキュメンタリーがあるって聞きましたが…
そうなのです！聞きましたか！？ドキュメンタリー『五島のトラさん』の舞台。2016年10月14日まで東中野にて上映されていますが、

http://www.ktn.co.jp/torasan/

2015年FNSドキュメンタリー大賞グランプリ作品、
2016年上海テレビ祭ドキュメンタリー部門最高賞、
JPPA-AWARDS 2016経済産業大臣賞

…など数々の賞を受賞するなど、各方面からの評価も高い作品です。
創業者の犬塚虎夫さんとその子供達7人の成長を、22年間撮り続けて完成した感動ストーリー！

そんな「トラさん」の長女、南こころさんが現在代表を務めています。

旦那様の慎太郎さん、いつも元気で明るく、虎屋のムードメーカー的存在。一緒にアゴ漁に連れて行ってくれたり魚さばいてくれたり…。非常に素敵な方です、ぜひ会いにいきましょう。

さてさて。おニューな島のおニューな就業先。でも歴史は長い！そんな素敵なお店『虎屋』にぜひお訪ねください！今年の就業者の2名から始まり、これから新たな虎屋の道が広がっていくことを我々も期待しています。

（文責：2016年夏の島キャン生　萩野雅彦）

基本情報

長崎県新上五島町似首郷309